毛のトラブル110番 精神的要因がカギ!? 今回は『円形脱毛症』について

はじめまして。

『毛の話題』といえば 
剛毛、薄毛、ハゲから脱毛、育毛、エクステなどなど
色々な話題がありますが…

今回は
円形脱毛症』ついてです。
また、その都度ごとにテーマを変えていこうと思っています。

これからよろしくお願いします。

【自己免疫疾患】
髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生すること。

◇免疫機能の異常を発生させる要因

①疲労や感染症などの肉体的・精神的なストレス

②体質的な素因
それらも含め、円形脱毛症の原因を検証していきます。

            

 

                  

  


もう一度
【自己免疫疾患】とは
外部からの侵入物を攻撃することで体を守ってくれている免疫系機能に異常が発生し自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気のコト。

円形脱毛症】
Tリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうため、その激しい攻撃により毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしまうのです。
しかし
なぜその様な異常が生じてしまうのかは明らかになっていません。
また
橋本病に代表される甲状腺疾患、尋常性白斑、SLE、関節リウマチ、あるいは重症筋無力症などの自己免疫疾患と併発する可能性があります。
特に、甲状腺疾患は約8%、尋常性白斑は約4%の患者が、円形脱毛症を併発しています。

 

アトピー素因】
アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のこと。
円形脱毛症患者の40%以上がアトピー素因を持つと言われ、半数以上が本人もしくは家族にアトピー素因が認められているといい、深い関連があるとされています。

 

※精神的ストレスは何事に対しても深刻な問題の要因となっています。

◇発症要因の「精神的ストレス」

精神的ストレスを受けると、それに抵抗するために交感神経が活発に働きます。交感神経は、心肺を早く動かし、体温を上げるなど働きがあり、身体がストレスと闘う準備をしてくれています。
そのストレスが強すぎたり長く続いたりすると、交感神経に異常をきたします。
その結果
血管を収縮させ、頭部への血流が悪くなり、毛根への栄養補給が行き届かなくなって脱毛が引き起こされていきます。
ストレスは、毛根への栄養補給を妨げるだけでなく、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」などの疾患を誘因する原因でもあります。

 

【遺伝的要素】
円形脱毛症患者の約8.4%に、同じ病気を抱えている家族がいると報告されており、親等が近いほど発症率が高いとされています。円形脱毛症患者の一親等の発症率は、二親等以上の家族の10倍におよぶという結果が出ており、円形脱毛症には遺伝的要因が関係する可能性が高いされています。

 

【出産後の女性ホルモンの変化】
妊娠から出産後における女性ホルモンの減少も、原因の一つです。

妊娠中、体内の女性ホルモンは通常の100倍以上に増加しています。それが、出産すると一気に通常値に戻ります。
女性ホルモンには発毛促進の作用があり、逆に減少すると抜け毛につながることから、毛周期との関係で産後3~4ヶ月後に抜け毛が多くなるとされています。
多くの場合は頭髪全体のボリュームが減る産後脱毛となり、このときに、円形脱毛症が発症することがあります。
さらにアトピー素因を持つ人は、それが加速されるともいわれています。

ホルモンバランスだけでなく、育児の忙しさによる食事の偏りや出産のストレスが原因になることもあり、産後の抜け毛には特に気をつけることが大切です。

追い打ちをかけての色々なストレスになり、精神的なダメージを大きくなっていく傾向にあります。

 

まずは

①時間に余裕をもつ
②何事にも穏やかに
③遺伝だからといってあきらめないで
④生活習慣の改善から
⑤ストレスは溜めない

 

そのためにも『ステキな睡眠を』🌠

今日はこのへんで

 

『おやすみなさい』